テロワール
2024/09/12
ボバルの赤ワインの産地、DOウティル・レケーナは、地中海の大ビーチリゾート地帯を擁するバレンシア州にあります。ただ、ビーチからは70㎞も内陸で、山に囲まれていて、その海抜は平均720mあります。

BODEGAS NODUS ボデガス・ノドゥス
2024/08/28
「ノドゥス」は松の森に囲まれた広大な畑に囲まれて、シャープなデザインの建物が映える美しいワイナリーです。この敷地内には樹齢100年以上の巨大なエンシナ(セイヨウヒイラギガシ)が8本あります。まるで自然環境が保持されているかを見張っているかのような、その姿は「ノドゥス」のシンボルになっています。

Vegalfaro ベガルファロ
2024/08/14
「偉大なワインを造るのに必要なものは2つしかない。テロワールを反映したブドウを栽培するならここしかないと思わせる土地、そして畑の長所を最大限に引き出そうとする人の意欲だ。」 これはベガルファロのオーナー醸造家ロドルフォ・バリエンテの言葉です。彼は父親アンドレス・バリエンテと共に1999年にビニェドス・イ・ボデガス・ベガルファロを設立しました。

DOウティエル・レケーナの2023年度活動報告発表
2024/07/31
2023年度はかなり暑く乾燥した秋冬で始まりました。その結果と、さらに4月の気温も高かったことから、発芽が通年より早くなりました。5月末から6月初めにかけて雨が降ったので、発芽にばらつきがあったのが調整されました。 夏は乾燥して暑かったため、ブドウは状態もよく熟成度も最高でした。スティルワイン用の白ブドウの収穫は最も暑い地域では8月末から9月初めにかけて行われましたが、黒ブドウは熟成を待って、どの地域も9月半ばに収穫されました。

PAGO DE THARSYS パゴ・デ・タルシス
2024/07/17
緑の木々と湖の横にたたずむ白い家。「パゴ・デ・タルシス」は14haのオーガニック栽培のブドウ畑に囲まれたオシャレな別荘のようなワイナリーです。一見モダンですが、創設は1808年です。その地下には石灰岩をくり抜いた大きな洞窟があり、今もワインの熟成に使われています。この石灰岩がブドウ畑の土壌でもあります。

BODEGA SIERRA NORTE ボデガ・シエラ・ノルテ:パッション!地場品種にかける情熱!
2024/07/03
ハートの花が咲く木のラベルが目印のワイン「パシオン」。これはDOウティエル・レケーナにあるワイナリー、シエラ・ノルテの看板ともいえる地場品種の単一品種シリーズの名前です。パシオンは英語でパッション、情熱です。ワインにはシエラ・ノルテのオーナー・ファミリーの情熱が込められています。

ワインの歴史が詰まった町、ウティエルとレケーナ(歴史II)
2024/06/19
地中海沿岸の大都市バレンシアから内陸に入ること約70km。地場品種ボバルの赤ワインの産地、DOウティエル・レケーナがあります。その中心都市ウティエルとレケーナはそれぞれ人口1万人、2万人ほどという小さな町ですが、驚くべきワイン文化の遺産があります。それが地下のボデガ、かつてワインを保存していたスペースです。

BODEGAS VIBE ボデガス・ビベ:白の地場品種タルダナのパイオニア
2024/06/05
ボデガス・ビベはDO ウティエル・レケーナの中心都市の一つ、ウティエルの町からも近いエル・アサガドールという村にある家族経営のワイナリーです。 ボデガス・ビベの創立は2015年ですが、その元は醸造家、フアン・カルロス・ガルシアの一家が1998年に設立したボデガス・トロハにあります。自社畑のブドウだけでなく近隣の農家のブドウも扱う量産型のワイナリーで、3代目のフアン・カルロスが醸造家として働き始めたのはここでした。

BODEGA MONTESANCO ボデガ・モンテサンコ
2024/05/22
モンテサンコは「カサ・デ・ラ・ビニャ」つまり「ブドウ畑の家」という名の、1882年に建てられた建物をワイナリーにしています。19世紀末、ワインの需要が高まったため、周辺の畑も合わせ約500Haの畑の収穫をワインにするだけの設備が整った醸造所として作られたものでした。

ボバルはDOウティエル・レケーナの主要地場品種
2024/05/08
ボバルというブドウをご存じですか?スペインの地中海沿岸地方の少し内陸にあるDOウティエル・レケーナを代表する黒ブドウ品種です。ティント・デ・レケーナやレケニという別名からも分かるように、DOウティエル・レケーナの地域が原産と考えられています。

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