PAGO DE THARSYS パゴ・デ・タルシス
2024/07/17
緑の木々と湖の横にたたずむ白い家。「パゴ・デ・タルシス」は14haのオーガニック栽培のブドウ畑に囲まれたオシャレな別荘のようなワイナリーです。一見モダンですが、創設は1808年です。その地下には石灰岩をくり抜いた大きな洞窟があり、今もワインの熟成に使われています。この石灰岩がブドウ畑の土壌でもあります。

BODEGA SIERRA NORTE ボデガ・シエラ・ノルテ:パッション!地場品種にかける情熱!
2024/07/03
ハートの花が咲く木のラベルが目印のワイン「パシオン」。これはDOウティエル・レケーナにあるワイナリー、シエラ・ノルテの看板ともいえる地場品種の単一品種シリーズの名前です。パシオンは英語でパッション、情熱です。ワインにはシエラ・ノルテのオーナー・ファミリーの情熱が込められています。

ワインの歴史が詰まった町、ウティエルとレケーナ(歴史II)
2024/06/19
地中海沿岸の大都市バレンシアから内陸に入ること約70km。地場品種ボバルの赤ワインの産地、DOウティエル・レケーナがあります。その中心都市ウティエルとレケーナはそれぞれ人口1万人、2万人ほどという小さな町ですが、驚くべきワイン文化の遺産があります。それが地下のボデガ、かつてワインを保存していたスペースです。

BODEGAS VIBE ボデガス・ビベ:白の地場品種タルダナのパイオニア
2024/06/05
ボデガス・ビベはDO ウティエル・レケーナの中心都市の一つ、ウティエルの町からも近いエル・アサガドールという村にある家族経営のワイナリーです。 ボデガス・ビベの創立は2015年ですが、その元は醸造家、フアン・カルロス・ガルシアの一家が1998年に設立したボデガス・トロハにあります。自社畑のブドウだけでなく近隣の農家のブドウも扱う量産型のワイナリーで、3代目のフアン・カルロスが醸造家として働き始めたのはここでした。

BODEGA MONTESANCO ボデガ・モンテサンコ
2024/05/22
モンテサンコは「カサ・デ・ラ・ビニャ」つまり「ブドウ畑の家」という名の、1882年に建てられた建物をワイナリーにしています。19世紀末、ワインの需要が高まったため、周辺の畑も合わせ約500Haの畑の収穫をワインにするだけの設備が整った醸造所として作られたものでした。

ボバルはDOウティエル・レケーナの主要地場品種
2024/05/08
ボバルというブドウをご存じですか?スペインの地中海沿岸地方の少し内陸にあるDOウティエル・レケーナを代表する黒ブドウ品種です。ティント・デ・レケーナやレケニという別名からも分かるように、DOウティエル・レケーナの地域が原産と考えられています。

VERA DE ESTENAS ベラ・デ・エステナス
2024/04/24
ベラ・デ・エステナスはDOウティエル・レケーナの主要黒ブドウ品種ボバルで造る熟成タイプのワインを最初に世に出したボデガです。ワインは「カサ・ドン・アンヘル-エステナス・ボバル Casa Don Ángel – Estenas Bobal」。造り手はボデガの現オーナー&醸造家のフェリックス・マルティネス・ロダさんです。

COVIÑAS コビニャス
2024/04/10
コビニャスはDOウティエル・レケーナ最大のワインメーカーです。3000軒のブドウ栽培農家を擁し、その総栽培面積は10,000Ha以上。生産量はDOウティエル・レケーナ認定シール付きで出荷されるワインの40%を占めています。

ウティエル・レケーナのワインの起源(歴史I)
2024/03/27
DOウティエル・レケーナの地域にブドウ栽培とワイン造りを伝えたのはフェニキア人だと言われています。紀元前7世紀には伝わっていたそうで、その裏付けとなる遺跡が各地で発見されています。

FINCA SAN BLAS フィンカ・サン・ブラス
2024/03/13
フィンカ・サン・ブラスは、フィンカ=地所という言葉が示すように、広大な敷地を持っています。フィンカの中にはブドウだけでなく、オリーブやアーモンド、穀物類も植えられていて、松やネズの木、ローズマリーや様々なハーブと共存しています。そんな中を上ったり下ったりして、丘の一番高い所にたどり着くと、緑の森や遠景の山々に囲まれたブドウ畑が目の前に広がります。

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