まだ先の話ですが、、、。2011年からボバル100%の「サン・ブラス・ボバル」を造っていますが、さらにぶどうにこだわったボバル100%ワインを熟成中です。
そのこだわりとは?
1.新ボバルは、シングルヴィンヤード(しかも非常に小さい区画)ワインです。
2.ぶどうは厳選され、使われるのは小さい房のみ。
3.なので、収穫量は「サン・ブラス・ボバル」が2500L/Ha に対し、新ボバルは1800L/Ha。
さらに、新ボバルの区画は、痩せた土壌なので、本来樹勢が強く多産なボバルの生産性が自然に抑えられるため、高品質のワイン用のボバルの栽培には大変向いています。この区画のぶどうを数年観察し、醸造責任者ニコラス、CEOトニともに、「興味深いボバルワインになる!」と思い、この区画のぶどうのみで醸造することにしました。
ファーストビンテージになる2017が約2年の樽熟成後、昨年末からボトル熟成中です。濃い色合い、黒系果実、畑の周りに自生するローズマリーやタイム等のハーブを思い起こす香り、しっかりしたストラクチャー、溌剌とした酸、長い余韻を感じる味わいで、「肉」が食べたくなります!肉と共に楽しめるのはいつになるか、、、。ニコラスは時期を設けていません。「少しずつ見極めていく」とのこと。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=872x10000:format=jpg/path/sda44e208d9c70a3e/image/i8be556cefadb85bc/version/1644833121/image.jpg)
(写真は、新ボバルの区画です。)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=289x1024:format=jpg/path/sda44e208d9c70a3e/image/ia83479bd844ce2ad/version/1644833121/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=140x10000:format=png/path/sda44e208d9c70a3e/image/i1ae61fc09337f444/version/1644833121/image.png)