オランダ人のデレック・ネレマンは「良いことを正しい方法で行えば世界はもっと美しくなる。シンプルだ。」と信じて、2014年、スペインの地中海沿岸地帯にあるバレンシア地方でオーガニック・ワイン造りを始めました。
畑は、バレンシア西部の山岳地帯にあるユネスコの生物圏保存地域、カブリエル川峡谷自然公園の中にあります。海抜900mほどで、周囲にはオリーブとアーモンドの畑が広がります。その土壌は1億年以上前の白亜紀に出来たもので、砂と石灰質の岩石と粘土が混じっています。この生物学的多様性を持つ特有の混合土壌とテロワールがワインにユニークな個性を与えてくれます。
ネレマンのワインは農薬も添加物も使用しないオーガニックです。灌漑もしないため、ブドウの樹は水分を求めてより深く根を伸ばし、それがブドウの品質をより高くしています。 ネレマンのワインはオーガニック認証を受けていますし、清澄に動物性蛋白を使用しないためヴィーガンにも適応しています。
「ボバル・ロブスタ」もオーガニックでヴィーガンです。ロブスタは頑丈な、丈夫なといった意味です。ソフトなワインですが、凝縮した果実味やスパイシーさがあり、底にブドウが育った土壌の個性であるミネラル感を持っています。
