デ・モヤ:“手頃で贅沢”なワインを目指して


 私たちは、2012年、ベルギーからスペインに渡り、デ・モヤを設立しました。もちろん、3人の子どもを連れて外国に渡り、新しいプロジェクトを立ち上げるには、十分な準備が必要でした。そこで、9ヶ月かけてスペイン中を訪れ、ワインのテイスティングをして、農家の方やワインメーカーらに話を聞いて回りました。ロケーションを選定する上で、私が大事にしたのは、パワフルな赤ワインがつくれること、地の品種を使うこと、そして、リーズナブルな価格でハイクオリティなワインを提供できることの3点でした。

 これを念頭に置き、たどり着いたのがDOウティエル・レケーナで、私はボバルという品種に恋してしてしまいました。ボバルは、フレッシュさとフルーティーさがあり、ストラクチャーがある、ビロードのような舌触りのワインには欠かせない優れた酸があります。この地域には、灌漑をしていない、多くの樹齢の高いぶどう畑があり、森や山に囲まれた、素晴らしい多様性に優れています。これらの樹齢の高いぶどう畑は、お料理とよく合う、豊かで、複雑味のある、魅力的なワインとなります。

 

 私たちの醸造所では、昔ながらの手仕事と現代のテクノロジーが融合しています。それが、私たちはリーズナブルな価格で、高品質な、“手頃で贅沢”なワインをつくることができる秘訣です。

DE MOYA

デ・モヤ

デ・モヤは、イヴ・ラウリッセンとソフィー・ラウリッセンによって設立されたファミリーワイナリーで、ラウリッセン家の価値観、勤勉さ、伝統に基づいています。

ラウリッセン家は、ベルギーでのターンアラウンド(事業再生)の成功で知られています。 イヴとソフィーは、食、家族、そして、楽しむことへの情熱を持ってワイナリーを設立しました。 もしあなたがソフィーから夕食に招待されたら、きっとその意味がご理解頂けることでしょう。

デ・モヤのアプローチは異なり、独特です。 彼らは、ボトリングやワインづくりにおいて、革新的な考え方で知られています。 彼らは常に並外れた、かつ単純な解決策を用いるのです。

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