コビニャス:3000軒のぶどう栽培農家のチーム


 ウティエル・レケーナでの収穫は、9月初め、早熟の品種であるシャルドネ、ソービニヨン・ブラン、モスカテルから始まり、マカベオ、ガルナッチャへと移行します。その後、地の品種、ボバルなどの最も晩熟な品種の収穫となります。

 

 収穫は、一年の集大成です。私たちは、冬を越え、生育サイクルを通してぶどう樹が成長し、やがて花が咲き、ぶどうが熟し、私たちが働くこのぶどう畑で繰り広げられるその他諸々の美しい過程を見守ります。

 

 また、発生する可能性のある害虫対策としては、フェロモン誘引などの有機的な方法を用いて、ぶどうを傷めるのを防ぎます。8月、9月には、猛暑ではありますが、ぶどうの成長を助ける雨が何度か降ります。

 

 コビニャスは、私たちとともに肩を並べて、これらのぶどう畑の手入れをし、収穫をしてくれる3000軒を超えるぶどう栽培農家に感謝しています。彼らの協力なしには、出来ないことなのですから。

COVIÑAS

コビニャス

グルーポ・コビニャスは、10軒の協同組合が集まってできた組織で、10,000ヘクタール超のぶどう畑を管理しており、これはDOウティエル・レケーナ全体のぶどう栽培面積の40%以上を占めます。海抜600〜900メートルの標高を持つこの地域は、マグロ川沿いの美しい台地にあり、土壌は砂岩、石灰岩、粘土質。日照に恵まれ、また、地中海から吹く風のおかげで、日中は暑く、夜は涼しいため、ぶどうはゆっくりと成熟し、アロマとポリフェノールが高くなります。伝統的な株仕立てで栽培されるぶどうは、収量を抑え、バランスのとれたワインとなります。

2003年に完成した熟成庫は3500㎡の広さを誇り、10,000樽、ボトルで100万本ほど収容可能で、温度湿度を自動制御され、最適な環境で熟成させることができます。また、様々な厳しい品質管理や規制に対応する分析・品質管理ラボも備えており、ISO-9001、IFS、BRCなどを取得し、徹底した品質管理を行っております。

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