フィンカ・サン・ブラス:著名ワイン批評家のポイント、どう読む?


 ワインを造る側としても気になるのが著名ワイン批評家・団体の評価。最近サンブラスに届いたのがティム・アトキン*のテイスティングレポート。

 軒並み90点台の高得点で嬉しいんですが、一つだけズッコケが、、、。それがなんとラス・オルマス(メルロー主体の赤)!お客様方からもご好評のワイン、売れ行きもいいワインなのに!低得点というわけではないけれど、コメントが「シンプル」とか「よくなる見込みなし」とかネガティブ。これをどう解釈すべきか?推測ですが、行き着くのはボトルの状態があまりよくなかったのではないかということ。根拠としては、他のワインは高評価であること、他の団体のラス・オルマスの評価はよいこと。なので、こういうこともあるとあまり気にしない大らかさもビジネスには必要かなと思う今日この頃です。

 

*イギリスの代表的なワインジャーナリストの一人。MWマスターオブワインでもある。

FINCA SAN BLAS

フィンカ・サン・ブラス

サンブラスが目指すのは、エレガンス、バランス、個性を備えるワインづくりです。そして、それはぶどうによって決まり、そのぶどうの個性をいかにワインに反映させるかだと考えています。

サンブラスのぶどうは、丘陵、松林を含む農園の自然環境を大切にしながら栽培されます。つまり、土壌や農園の動植物の脅威になる化成肥料、除草剤、浸透性殺菌剤等を一切使用しない持続可能な農業により育てられます。

醸造所でも、自然酵母による発酵、亜硫酸の使用は最小限にする等、サンブラス農園で育ったぶどうの特徴が表れるような醸造・熟成を実践しています。

日本とスペインの距離は約1万kmですが、サンブラスの自然やフィロソフィーを、ワインを通してより身近に感じていただければと情報発信や交流にも力を入れています。

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