ベラ・デ・エステナス:自然の花々に囲まれたぶどう畑


 この時期、アーモンドの花が咲き誇ります。アーモンドの花は、春の訪れを知らせてくれる最初の花で、その数週間後には、色とりどりの様々な種類の花に取り囲まれます。

 ベラ・デ・エステナスは標高720メートルに位置し、気候は内陸性気候の特徴も持ち合わせた地中海性気候で、ぶどう畑は地中海エリアに分布する低木の植物に囲まれており、驚くほど美しい、豊かな花の風景が広がります。ベラ・デ・エステナスのWEBサイトでも花の写真がいくつかご覧頂けます。

 

 

 私どものぶどうは、格別に美しい自然の中で生まれるのです。

VERA DE ESTENAS

ベラ・デ・エステナス

ベラ・デ・エステナスは1919年に設立。設立当初より、高品質なボトルワインをつくることを目指し、1980年代はじめには、バレンシアの名高い醸造家で、スペインワイン界の重鎮、フランシスコ・マルティネス・ベルメルが、ボルドーのシャトースタイルの高品質なボトルワインをつくるという夢を実現するため、カサ・ドン・アンヘルぶどう園を購入しました。樹齢100年ほどの高樹齢のボバルに加え、80年代初めにバレンシアで初めてカベルネ・ソービニヨン、シャルドネ、メルローを植えはじめました。

90年代に入り、フランシスコ・マルティネス・ベルメルの息子の代となり、最初は父のスタイルを継承したワインづくりを行っていましたが、すぐに同じようなスタイルのワインが市場にあふれていることに気づき、他のワインとの差別化を図るため、当時、ほぼDOウティエル・レケーナでしか注目されていず、熟成には適さないとされていた、ボバルという品種に着目、ボバルの熟成ワインづくりに取り組みました。ボバルは粒が小さく、しかも、石灰質土壌で樹齢の高いぶどう畑があり、個性的なワインとなるには充分でした。ベラ・デ・エステナスがボバルにかけて以来、他のワイナリーでもボバルの高品質なワインがつくらるようになってきたことをとても誇りに思っています。

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