コビニャス:欠かすことの出来ない畑仕事『冬の剪定作業』


 冬の剪定はぶどう畑の手入れの中でも最も重要な仕事のひとつで、毎年この時期、コビニャスでは、冬の剪定作業で大忙しです。 この剪定作業はぶどう樹が休眠している冬期、通常は11月から3月の間に行われます。 剪定をすることで、ぶどう樹の樹勢を抑え、その後のぶどう樹の生育とぶどうの品質のバランスを保つことができるのです。

 

 ぶどう樹の芽の数を制限するため、コルドン ・ロワイヤシステムによる、短梢剪定を行っており、この剪定作業を、ぶどう樹一本一本手作業で行っています。 剪定作業は大変時間のかかる、デリケートな作業ですが、翌年のぶどう樹たちが、優れた通気性と十分な日照を得られる環境をつくるために欠かせない作業なのです。

COVIÑAS

コビニャス

グルーポ・コビニャスは、10軒の協同組合が集まってできた組織で、10,000ヘクタール超のぶどう畑を管理しており、これはDOウティエル・レケーナ全体のぶどう栽培面積の40%以上を占めます。海抜600〜900メートルの標高を持つこの地域は、マグロ川沿いの美しい台地にあり、土壌は砂岩、石灰岩、粘土質。日照に恵まれ、また、地中海から吹く風のおかげで、日中は暑く、夜は涼しいため、ぶどうはゆっくりと成熟し、アロマとポリフェノールが高くなります。伝統的な株仕立てで栽培されるぶどうは、収量を抑え、バランスのとれたワインとなります。

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