去る2月15日、第17回シルクロ・デ・エノフィロス・ウティエル・レケーナ大総会が開催され、スペインをはじめイタリア、フランス、ポルトガルなどのヨーロッパ諸国から29の同業者団体、合計320名ほどが参加しました。
会場となったのは、バレンシア地中海文化センター ラ・ベネフィセンシアのアルフォンソ・エル・マグナニモ・デ・バレンシアホールで、ボデガス・ビベは、“2020年ウティエル・レケーナ・ベストワイナリー”に選出されました。授賞式には、ワイナリーのオーナーのナルシソ・ビセンテ・ベルトリンの他、テクニカル・ディレクターのフアン・カルロス・ガルシア、営業&マーケディング部長のラウル・ビセンテ・ベスハクが出席しました。
ボデガス・ビベは、3世代以上前よりワイン醸造に従事してきたファミリーワイナリーで、現在は、DO ウティエル・レケーナに属し、レケーナ市のエル・アサガドールにて、伝統と大地への愛情を表現するワインをつくろうと、新しいプロジェクトに取り組んでいます。ボデガス・ビベは、この大地のポテンシャルを信じ、赤ワイン、ロゼワインはこの地の地品種であるボバル、白ワインはタルダナにかけ、ワインづくりを行っています。
中でも、パルシモニア・ボバル・デ・アウトールは、樹齢80年以上の古樹からつくられ、フレンチオークにて発酵、そして、パルシモニア・タルダナは、タルダナという名が示す通り(スペイン語で、時間がかかる、遅いといった意味を含む)、この地域では最後に収穫される品種を使っています。