サンブラスが目指すのは、エレガンス、バランス、個性を備えるワインづくりです。そして、それはぶどうによって決まり、そのぶどうの個性をいかにワインに反映させるかだと考えています。
サンブラスのぶどうは、丘陵、松林を含む農園の自然環境を大切にしながら栽培されます。つまり、土壌や農園の動植物の脅威になる化成肥料、除草剤、浸透性殺菌剤等を一切使用しない持続可能な農業により育てられます。
醸造所でも、自然酵母による発酵、亜硫酸の使用は最小限にする等、サンブラス農園で育ったぶどうの特徴が表れるような醸造・熟成を実践しています。
日本とスペインの距離は約1万kmですが、サンブラスの自然やフィロソフィーを、ワインを通してより身近に感じていただければと情報発信や交流にも力を入れています。
【FOODEX2023 セミナー試飲アイテム】
La Senda del Caballo
ラ・センダ・デル・カバーリョ
【ビンテージ】2018年
【ぶどう品種】ボバル 100%
【アルコール度数】14% vol.
【醸造】
10月2週目に、小さい房のみを念入りに選別しながらの手摘みで収穫。
除梗、選別テーブルでの選別後、破砕せず、発酵タンクへ。自生酵母による発酵。バトナージュ等の人為的介入一切なしの醸し。フリーランジュースのみを使用。マロラクティック発酵は500Lのフレンチオーク樽で行い、容量2000Lのフードルで約18か月熟成。2020年11月にボトリング。
【テイスティングノート】
「タンニン、酸味、アロマがハーモニーを奏でているようなバランスのよさ!」
色は、濃いチェリーレッド。紫色のエッジ。
香りは、黒系果実、ブドウ畑の周りの丘に自生する芳香性ハーブ(ローズマリー、タイムなど)を感じます。
味わいは、しっかりしたストラクチャー、溌剌とした酸、長い余韻が特徴。