ボデガス・べガルファロは、DO ウティエル・レケーナに属し、ぶどう栽培からワイン醸造まで自社で行うファミリーワイナリーで、醸造所のすぐ側には、樹齢100年ほどのボバルのぶどう畑があります。
さらに、DO ビノ・デ・パゴに認定された、パゴ・デ・ロス・バラゲセスも所有しており、すぐ近くには紀元前7世紀頃に使われていたという、イベリア半島初の醸造所が点在しています。アンフォラで醸造していたという先人たちに敬意を表し、弊社の「カプラシア」ブランドはアンフォラで醸造しています。また、DO カバのスパークリングワインの生産も行っています。
【FOODEX JAPAN 2023 出展ブース番号】5B200 パナバック内
【FOODEX2023 セミナー試飲アイテム】
Caprasia Bobal Ánfora Biparcelario
カプラシア・ボバル・アンフォラ・ビパルセラリオ
【ビンテージ】2020年
【ぶどう品種】ボバル 100%
【アルコール度数】14.5% vol.
【醸造】
各区画のボバルは手摘みにて収穫され、最高28℃になるようステンレススティールタンクにて、土着酵母を用いて、別々に醸造します。ポンプオーバーにて優しくルモンタージュし、ピジャージュにより果皮を破砕し、20日間ほど果皮とともにマセレーションします。その後、225リットルのフレンチオークのバリックと150リットルの粘土製のアンフォラで14ヶ月ほど熟成させます。
【テイスティングノート】
深みのあるルビー色で、ワインの涙がしっかりと表れ、クリーンでキラキラと輝いています。香りは、チェリー、ダムソンスモモ、熟した黒系果実のアロマに加え、この品種の特徴でもある土っぽいニュアンス、そして、アンフォラでの熟成と白ワインの熟成に使用していたバリック由来のトースト香やスパイスのニュアンスがほのかに感じます。口に含むと、フレッシュで生き生きとした味わいで、甘くやわらかいタンニンの豊かな、ストラクチャーのしっかりとしたボディのあるワインで、程よい酸が長く続く、後味にはブラックプラムのような果実味が感じられます。