MONTESANCO

モンテサンコ

モンテサンコでは、バレンシア州レケーナにある40ヘクタールの丘陵地にある樹齢の高いぶどう畑でワインづくりを行っています。ぶどう畑の区画は、森、オリーブ畑、アーモンドの木に囲まれており、オセス・デル・カブリエル自然公園の美しい景観を呈しています。

 

スペインの映画監督ルイス・ガルシア・ベルランガの祖父、フィデル・ガルシア・ベルランガは、1859年にカンポロブレスに生まれ、1882年に邸宅を備えたワイナリー、カサ・ラ・ビーニャを建て、隣接する500ヘクタールのぶどう畑から当初からワインを生産していました。

 

ウティエル市長を務めた後、1894年にバレンシア州議会議長に任命され、バレンシアのワイン生産者の利益を守るために尽力し、その地位を確立しました。トゥルーリョと呼ばれる、当時の発酵室を修復し、スティルワインの瓶内熟成やカヴァの熟成庫として利用しています。

【設立】1882年

【WEBサイト】montesanco.com

【連絡先】María Sancho maria@montesanco.com

【輸入元】マヴィ


【FOODEX2023 セミナー試飲アイテム】

SLOW MÓN MONTESANCO

スロー・モン・モンテサンコ

 

【ビンテージ】2020年

【ぶどう品種】ボバル 100%

【アルコール度数】14% vol.

 

【醸造】

フィンカ・カサ・デ・ラ・ビーニャの樹齢60年の株仕立てで、灌漑なしのぶどう畑で栽培されたぶどうを使用。フレンチオークのバリックで一部発酵させた後、フレンチオークの新樽のバリックに移し替え、マロラクティック発酵させます。その後同じ樽で、頻繁にバトナージュを行いながら、4ヶ月間ほど熟成させます。

 

【テイスティングノート】

キラキラと輝くチェリーレッドで、縁は紫色。イチゴ、ラズベリーなどの熟したベリーのフルーティーなアロマに、地中海の森らしいスパイスやバルサムのノート、そして、樽由来の軽いトースト香を感じます。味わいはとても美味しく、フルーティーで、優しいタンニンとほのかにバニラのニュアンスも感じられ、エレガントな後味のワインです。