グルーポ・コビニャスは、10軒の協同組合が集まってできた組織で、10,000ヘクタール超のぶどう畑を管理しており、これはDOウティエル・レケーナ全体のぶどう栽培面積の40%以上を占めます。海抜600〜900メートルの標高を持つこの地域は、マグロ川沿いの美しい台地にあり、土壌は砂岩、石灰岩、粘土質。日照に恵まれ、また、地中海から吹く風のおかげで、日中は暑く、夜は涼しいため、ぶどうはゆっくりと成熟し、アロマとポリフェノールが高くなります。伝統的な株仕立てで栽培されるぶどうは、収量を抑え、バランスのとれたワインとなります。
2003年に完成した熟成庫は3500㎡の広さを誇り、10,000樽、ボトルで100万本ほど収容可能で、温度湿度を自動制御され、最適な環境で熟成させることができます。また、様々な厳しい品質管理や規制に対応する分析・品質管理ラボも備えており、ISO-9001、IFS、BRCなどを取得し、徹底した品質管理を行っております。
【設立】1965年
【WEBサイト】www.covinas.es
【連絡先】
PATRICIA ALVAREZ(マーケティング・ディレクター) Patricia.alvarez@covinas.es
MANOLO PARDO(エクスポート・ディレクター) Manolo.pardo@covinas.es
【輸入元】巴ワイン・アンド・スピリッツ
【FOODEX JAPAN 2023 出展ブース番号】3B100.06 スペイン・パビリオン内
【FOODEX2023 セミナー試飲アイテム】
VETERUM BOBAL DE VIÑAS VIEJAS
ベテルム・ボバル・デ・ビーニャス・ビエハス
【ビンテージ】2020年
【ぶどう品種】ボバル(高樹齢) 100%
【アルコール度数】13.5% vol.
【醸造】
このワインは、グルーポ・コビニャスのぶどう畑の中から厳選された区画で、平均樹齢が80年になる、株仕立てのぶどう畑にて収穫されたぶどうからつくられています。長い年月をかけ、ぶどう樹は土壌に適応し、栄養分とミネラルを吸収するため、根を深く伸ばします。収量は1ヘクタール当たり2,000〜4,000kgに制限。手摘みにて収穫後、伝統的な醸造を行い、その後、厳選されたフレンチオーク、アメリカンオーク(使用2年目のもの)にて熟成し、ボディーと複雑味のあるワインとなります。3〜6ヶ月ほど熟成させることで、タンニンはまろやかになり、このユニークな個性を持つワインに、ストラクチャーとエレガントさをもたらします。
【テイスティングノート】
スミレ色がかった濃い赤色。樽のニュアンスとボバルの力強い果実味が合わさった複雑味のある味わい。バランスがよく、よくこなれたシルキーなタンニンと、持続性のある赤系果実のニュアンスが特徴です。